ブンデスリーガ第10節での試合が、フライブルクとボルシアMGの壮絶な
闘いとなりました。
堂安律がフライブルクで先発出場し、一方で負傷により板倉滉はボルシアMGの
メンバーに名を連ねませんでした。
前半戦ではボルシアMGが3点リードを奪い、フライブルクは苦しい状況に
立たされました。
前節には首位レバークーゼンに完敗し、
DFBポカールでも2部のパーダーボルンに屈してしまったフライブルクは、
堂安律が右MFとして先発しました。
試合はフライブルクが7分に先制点を挙げる形でスタート。
一方、ボルシアMGは25分にFKからの流れで同点ゴールを決め、
その後も29分に逆転点を奪いました。
堂安のボールロストから始まったカウンターアタックで、プレアが見事な
シュートを決めた瞬間でした。
更には35分にはジョーダンがファウルを受け、VARの判定の結果、PKを獲得。
一度はストップされたものの、再実行の末にヴァイグルがボルシアMGの3点目を決め、
前半は3-1で終了しました。
しかし、後半においてフライブルクは逆転のチャンスをつかみました。
アドバンテージを持たれた状況でも、ハックのミドルシュートが成功し、
71分には1点差に迫りました。
堂安はこのタイミングでピッチを退いたものの、フライブルクは後半に
逆転劇を演じました。
追加時間において、ヴァイスハウプトがボックス内でファウルを受け、
グリフォがPKを成功させて試合は3-3のドローに終わりました。
堂安は試合後に
「前半は相手にやられてしまったが、後半はチームとしてよく戻ってきた。
最後のPKはすごく緊張したが、グリフォが冷静に決めてくれた。
引き分けは悔しいが、この試合を糧に次につなげたい」
とコメントしました。
一方、負傷のため欠場していた板倉は
「負傷で出られなくて残念だった。チームは前半は良かったが、
後半はフライブルクに押されてしまった。
最後のPKは判定が厳しかったと思うが、仕方ない。
早く回復してチームに貢献したい」
とコメントしました。
まとめると、
フライブルクとボルシアMGの試合は見どころ満載で、終盤に追いつかれる
展開となりました。
堂安はフル出場しましたが、目立ったプレーは少なかったようです。
板倉の欠場も影響し、ボルシアMGは3点リードを許し、最後のPKで土壇場で
引き分けとなりました。
両チームともに今後の課題が見えた試合と言えるでしょう。