格闘技ファンの皆さん、こんにちは。
今回は、アゼルバイジャンで開催された
RIZIN初の海外大会「RIZIN LANDMARK 7 in アゼルバイジャン」の全試合結果と
見どころをお伝えします。
特に注目すべきは、
メインイベントのフェザー級タイトルマッチで、鈴木千裕が王者ケラモフを
下からの連打でKO勝ちし、ベルトを奪取した瞬間です。
これは、格闘技史に残る瞬間となりました。
鈴木千裕、下からのパンチでケラモフをKO 鈴木千裕は、
今年7月にベラトールのフェザー級王者パトリシオ・ピットブルを1ラウンドKOで破り、
世界中の注目を浴びました。
その後、半年足らずでRIZINフェザー級タイトルに挑戦する機会を掴みました。
しかし、相手は母国で初のRIZIN防衛戦に臨んだヴガール・ケラモフでした。
ケラモフは2020年からRIZINに登場し、高いフィジカルと極めの強さで戦い、
7月には朝倉未来を圧倒してベルトを獲得しました。
鈴木は敵地での挑戦という厳しい条件の中、ケラモフを挑発し、
試合前から緊張感を高めました。
試合はお互いに慎重に始まり、
ケラモフがパンチで鈴木を倒し、グラウンドで有利なポジションに持ち込みました。
しかし、鈴木は下からのパンチで連打を続け、その中の一発がケラモフの顎に命中し、
彼を失神させました。
レフェリーが介入し、試合を止めると、鈴木は喜びを爆発させ、ケージ上で
雄叫びを上げました。
そして、多くの日の丸国旗が掲げられ、鈴木は涙を流しながらフェザー級ベルトを
腰に巻きました。
鈴木はケージ内でのインタビューで
「こんにちは！ チャンピオンの鈴木千裕です！」と誇らしげに挨拶し、
今回のKOボーナスをアゼルバイジャンに寄付することを宣言しました。
敵地での快勝に、大きな拍手と賞賛が贈られました。
鈴木は、下からのパンチで王者を倒すという異例の方法で勝利し、
アゼルバイジャンに大きなインパクトを与えました。
この瞬間は、RIZIN史上でも最も印象的なKO勝利の一つと言えるでしょう。
その他の試合結果
メインイベントの前に、RIZIN初の海外大会にふさわしい豪華なカードが
組まれました。
以下は、その他の試合結果です。
第9試合 ライト級タイトルマッチ（70.3キロ）：
トフィック・ムサエフ（アゼルバイジャン）がロベルト・サトシ・ソウザ（ブラジル）に
3-0の判定勝ちで王座を防衛
第8試合 ライト級（70.3キロ）：
ジョニー・ケース（米国）がダミアン・ブラウン（オーストラリア）に
3-0の判定勝ち
第7試合 バンタム級（61.0キロ）：
ハリド・タハ（ドイツ）がユスフ・ライス（アゼルバイジャン）に
1分36秒で三角絞めで一本勝ち
第6試合 ライト級（70.3キロ）：
アリ・バグオートノフ（アゼルバイジャン）がヴィクトル・ヘンリー（米国）に
3-0の判定勝ち
第5試合 フライ級（56.7キロ）：
ハイアット・ハジムラドフ（アゼルバイジャン）がユリア・ボルシェヴァ（ロシア）に
3-0の判定勝ち
第4試合 フェザー級（66.0キロ）：
ユスフ・ザラロフ（アゼルバイジャン）がヴィタリー・シェメトフ（ロシア）に
2ラウンド1分30秒でチョークスリーパーで一本勝ち
第3試合 バンタム級（61.0キロ）：
アリ・アブドゥラフマノフ（アゼルバイジャン）がアリ・アスガロフ（アゼルバイジャン）に
3-0の判定勝ち
第2試合 フライ級（56.7キロ）：
アリ・アリエフ（アゼルバイジャン）がアリ・イスマイロフ（アゼルバイジャン）に
3-0の判定勝ち
第1試合 フライ級（56.7キロ）：
アリ・アリエフ（アゼルバイジャン）がアリ・イスマイロフ（アゼルバイジャン）に
3-0の判定勝ち
以上が、
RIZIN初の海外大会「RIZIN LANDMARK 7 in アゼルバイジャン」の全試合結果です。
鈴木千裕の快挙や他の試合でも素晴らしい戦いが繰り広げられ、格闘技ファンに
とって非常に楽しい一夜となりました。
