元アウトサイダーの啓之輔(40)が、RIZINのフェザー級王者鈴木千裕(24)や元K-1王者魔裟斗(44)の「不良が格闘技の質を下げる」という発言に対して、自身のX(旧ツイッター)で反論した。
鈴木は4日深夜に行われたRIZINの会見で、「今の日本の格闘技は不良が輝く時代になっちゃっていて、ヤンキーとかそういう人たちが表舞台に出て、格闘技の質を下げちゃっている」とコメントした。魔裟斗も自身のユーチューブチャンネルで、「親が子供にやらせたくないからね。10年後、20年後、(格闘技)人口が減っちゃうんじゃない?」と同調していた。
これに対して、啓之輔は「僕は格闘技に出会い更生出来ました」と主張し、「日本の格闘技が低迷してた時に日本中を騒がせたのは前田日明氏ですよ 全国の不良達よ!集まれ! 歴史は繰り返される」と記した。啓之輔は2008年に元プロレスラーで総合格闘技プロモーター、前田日明氏(64)が発足した格闘団体「THE OUTSIDER」(ジ・アウトサイダー)の出身で、現在は1分間最強を決める格闘技大会「BreakingDown(ブレイキングダウン)」に出場している。
啓之輔の発言は、不良と格闘技の関係について様々な意見が飛び交う中で、注目を集めている。不良は格闘技の質を下げるのか、それとも格闘技は不良に更生のチャンスを与えるのか。この問題には、一概に答えることは難しいだろう。