こんにちは、競泳ファンの皆さん。11月6日、佐賀市のSAGAサンライズパーク水泳場で行われた日本社会人選手権の競泳最終日で、瀬戸大也選手が400m個人メドレーで2位に入る結果となりました。
瀬戸は4分12秒49でゴールし、1位の本多灯選手（ブリヂストン）に1秒以上の差をつけられました。彼は大会前に200m平泳ぎで優勝しており、期待が寄せられていましたが、400m個人メドレーではバタフライと背泳ぎで出遅れ、追い上げるも及ばなかったようです。
昨年の世界選手権での銀メダル獲得後、瀬戸は不倫騒動に揺れ、活動停止処分を受けました。東京オリンピックでは苦しい戦いが続き、自身の中で変化があったと語りました。日本社会人選手権は、来年の世界選手権代表選考の重要なステップと位置づけられています。
200m平泳ぎでの好タイムでの優勝により、瀬戸は自信を取り戻しましたが、400m個人メドレーではまだまだ課題が残ることを実感したようです。レース後、彼は「本多さんには完敗でした。自分の泳ぎに集中していたので、他の選手の動きはあまり見ていませんでしたが、やはり本多さんは強かったです」とコメントしました。
瀬戸は今後、12月の日本選手権に向けて練習を積む予定で、「今回の結果は、自分の現状を知るためには良かったと思います。まだまだやれることはたくさんあります。日本選手権では、自分の持ち味であるスピードとスタミナを発揮して、世界選手権の切符を掴みたいです」と意気込みを語りました。
瀬戸大也は世界のトップ選手と渡り合える実力を持つ選手であり、不倫騒動からの復活を果たすことが期待されます。今後の瀬戸の活躍に注目が集まります。
