横浜F・マリノスDF角田涼太朗、下顎骨骨折からの復帰への意欲10月15日に行われたルヴァン杯準決勝第2戦の浦和レッズ戦で、相手選手との接触で下顎骨を骨折した角田は、翌日に埼玉県内の病院で手術を受けた。その後、特注のヘッドギアを着用して部分的に練習に合流し、11月12日に行われるJ1リーグ第33節のセレッソ大阪戦での出場を目指している。

横浜F・マリノスは現在、J1リーグで首位の川崎フロンターレと勝ち点差5で2位につけており、残り4試合で逆転優勝を狙っている。角田は今季、リーグ戦で25試合に出場し、守備の要として活躍している。

しかし、角田の復帰は容易ではないだろう。下顎骨骨折は、呼吸や食事、会話などに影響を及ぼす重傷であり、ヘッドギアを着用しても衝撃に対するリスクは高い。また、横浜F・マリノスは、DF加藤聖やDFティーラトンなど、他の守備陣も負傷者が続出しており、マスカット監督は「30年で初めて」と嘆いた。