U-17日本代表、FIFA U-17ワールドカップインドネシア2023で快進撃
11月10日から12月2日までインドネシアで開催されているFIFA U-17ワールドカップインドネシア2023で、U-17日本代表が快進撃を続けています。グループステージでは、ポーランド、アルゼンチン、セネガルという強豪国を相手に3戦全勝で首位通過し、ラウンド16ではイランを3-0で下して準々決勝に進出しました。この大会は、17歳以下の世界一を決める大会で、日本は過去に1993年と2011年にベスト4に入ったことがありますが、優勝はまだ経験していません。今回の日本代表は、アジア絶対王者として、その念願を果たすべく戦っています。
日本代表の最大の特徴は、強力なFW陣です。6月から7月にかけてタイで行われたU-17アジアカップでは、6試合で26得点という圧倒的な得点力を示し、2大会連続で優勝しました。その中でも、FW高岡伶颯(日章学園高)、FW道脇豊(ロアッソ熊本)、FW井上愛簾(サンフレッチェ広島F.Cユース)の3人は、それぞれ6得点、5得点、4得点を挙げて得点ランキングの上位に名を連ねました。
日本代表の攻撃は、FWだけでなく、MFやDFからも起こります。MF佐藤龍之介(FC東京)は、U-17アジアカップで3得点を挙げ、MVPに選ばれました。彼は、FIFA U-17ワールドカップでも、イラン戦で直接FKからゴールを決めるなど、中盤からの攻撃の起点となっています。DF本多康太郎(湘南ベルマーレU-18)は、U-17アジアカップで2得点を挙げ、ベストイレブンに選ばれました。彼は、FIFA U-17ワールドカップでも、セネガル戦で1ゴールを記録するなど、セットプレーからの得点力を発揮しています。
日本代表は、準々決勝でフランス代表と対戦します。フランス代表は、グループステージでブルキナファソ、韓国、アメリカと同組で、2勝1分けで首位通過しました。ラウンド16では、ドイツ代表を2-1で破りました。フランス代表は、FWモハメド・アリ・チョアイブ(パリ・サンジェルマン)やMFアダム・カリム・ムバペ(モナコ)など、個性豊かな選手が揃っており、攻守ともにバランスの良いチームです。日本代表は、フランス代表との対戦で、自分たちのサッカーを貫き、勝利を目指します。
日本代表は、FIFA U-17ワールドカップインドネシア2023で、アジア絶対王者として、世界の強豪国と渡り合っています。彼らは、日本の未来を担うサッカー選手たちであり、その才能と情熱を見せてくれています。日本代表の応援をよろしくお願いします。