U-22日本代表、5得点でアルゼンチンに快勝！

2023年11月18日、静岡県のIAIスタジアム日本平で行われたU-22日本代表とU-22アルゼンチン代表の国際親善試合は、日本が5-1で圧勝した。試合ハイライト

鈴木唯人が凱旋のアイスタで2ゴールの活躍

この試合で最も輝いたのは、デンマークのブレンビーに所属する鈴木唯人だ。彼は前半14分に先制点を決めると、後半にも追加点を挙げて2ゴールの活躍を見せた。鈴木はこの試合が地元の静岡で行われたこともあり、特別な思いがあったという。

「今日は自分の地元で試合ができて、本当にうれしかったです。ファンの皆さんの声援がすごく力になりました。アルゼンチンは強豪ですが、チームとして一致団結して戦えたと思います。自分は2ゴールできましたが、それはチームメイトのおかげです。まだまだ改善すべき点はありますが、この勝利を自信にして、次の試合に臨みたいです」

鈴木の2ゴールに加えて、日本は佐藤恵允、福田師王、松木玖生の各選手がそれぞれ1ゴールずつを奪った。アルゼンチンの唯一の得点は、後半にペナルティキックを決めたアグスティン・ウルシによるものだった。

大岩剛監督のコメント

「今日はアルゼンチンという強敵と対戦しましたが、選手たちは勇気と情熱を持ってプレーしました。特に前線の選手たちは、ボールを奪ったらすぐにゴールを狙う姿勢が素晴らしかったです。鈴木唯人は2ゴールを決めてくれましたが、彼だけでなく、他の選手たちもチャンスを作ったり、決めたりしました。まだまだ課題はありますが、この試合で得たものを次に活かしていきたいです」

この試合は、2024年のパリオリンピックに向けての重要な一戦だった。大岩剛監督は、この試合で26人のメンバーを起用したが、本大会では18人に絞られることになる。

日本は、この試合でアルゼンチンを圧倒するパフォーマンスを見せた。パリオリンピックでのメダル獲得に向けて、日本の若きサムライたちは、一歩前進したと言えるだろう。