最近、トヨタの人気スポーツカー「セリカ」が復活するのではないかという噂がネット上で広がっています。この噂の火付け役となったのは、あるCGアーティストがSNSに投稿した画像です。その画像には、黒いボディに映える赤いブレーキキャリパーを持つ、スタイリッシュなリフトバックタイプのクーペが描かれており、多くのユーザーが「これは次期セリカか!?」と興奮しました。
しかし、実はこの画像はトヨタの公式なものではなく、CGアーティストの個人的な作品であることが判明しました。アーティストは自身の好みやイメージから作成したもので、トヨタとの公式な関係はないと説明しています。つまり、この画像はあくまでファンアートであり、トヨタの次期セリカの予想図ではありません。
しかし、このファンアートが話題になったことで、トヨタのセリカに対する注目度は一気に高まりました。セリカは1970年から2006年まで製造・販売されたトヨタの代表的なスポーツカーで、特に4代目から6代目までのモデルは世界ラリー選手権(WRC)などで活躍し、多くのファンを魅了しました。
現在、トヨタのスポーツカーとしては、86やスープラが知られていますが、セリカのファンも根強く存在します。セリカの商標が2017年に更新されたことから、トヨタはセリカの可能性を否定していないことが伺えます。ただし、具体的な復活計画に関する公式な発表はまだありません。
セリカのファンたちは、復活への期待を寄せていますが、トヨタの動向次第でその可能性がどれだけ高まるかは未知数です。今後のトヨタの発表に注目が集まることは間違いありません。