今回は素敵なお知らせがあります！黒柳徹子さんの感動的な自伝的小説『窓ぎわのトットちゃん』が、アニメーション映画として初めて映画化されることが発表されました。
『窓ぎわのトットちゃん』とは
‘窓ぎわのトットちゃん‘は、1981年に講談社から出版された黒柳徹子さんの自伝的小説です。物語は、彼女の小学生時代を描き出し、トモエ学園と呼ばれる学校での初めての経験や友情、そして初恋までを丁寧に綴っています。登場人物たちの個性的なキャラクターと、学園のユニークな教育方法が魅力の一つとなっています。
世界中で愛される作品
この作品は、日本国内だけでなく世界中で愛され、日本では累計発行部数800万部以上を誇ります。また、35ヶ国で翻訳され、ポーランドの文学賞「ヤヌシュ・コルチャック賞」も受賞。2023年10月時点で全世界累計発行部数は2500万部を突破しています。なんと1981年には、この本の印税全額を黒柳さんが寄付し、「社会福祉法人トット基金」を設立。子どもたちの教育や福祉に貢献しています。
アニメーション映画化の経緯と見どころ
原作が発表されて以来、映像化のオファーがあったものの、黒柳さんは校長先生を演じられる人がいないという理由で全て断り続けてきました。しかし、2019年に出演したNHKの番組で、監督の八鍬新之介さんと出会ったことがきっかけでアニメーション映画の企画が持ち上がりました。黒柳さんが感銘を受けた八鍬監督の熱意に応え、初めて映像化の許可を出したのです。
映画では、原作の全編を忠実に再現しつつ、トモエ学園の風景や登場人物の表情、動きなどを細やかに描き出します。さらに、原作にはないエピソードやキャラクターも登場し、トットちゃんの世界に一層深く入り込めるよう工夫されています。声優陣も豪華で、大野りりあなさんがトットちゃん役を務め、小栗旬さんや宮崎あおいさん、神木隆之介さん、木村拓哉さんなどが共演します。
アニメーション映画『窓ぎわのトットちゃん』は、2023年12月23日に全国公開されます。原作ファンはもちろん、子どもから大人まで楽しめる作品に仕上がっているようです。ぜひ、映画館でトットちゃんの冒険にご一緒しましょう！ #窓ぎわのトットちゃん #アニメ映画 #黒柳徹子
【写真】有名すぎる原作本の“表紙”。幼き頃、読んだ記憶のある人も多いであろう
