ホテルでの滞在のマナー
ホテルでの滞在は、楽しみの一つですが、マナーも忘れずに行動しましょう。ホテルのスタッフさんに感謝し、使用後に掃除しやすいよう配慮しましょう。以下は、ホテルのチェックアウト時にしてはいけない『NG行為』を5つご紹介します。これらの行為を避けることで、ホテルでの滞在をより快適に楽しむことができます。
- 部屋を散らかしたままチェックアウトする
ホテルの部屋は、自分の家ではありません。使用した部屋の中にゴミが散乱し、ゴミ箱が倒れ、使ったものを使いっぱなしにして部屋を出るのはNGです。清掃係の人に多大な迷惑をかけてしまいます。
自分で出したゴミは、自分でまとめましょう。お金を払って泊まっているからといって、部屋を散らかして出てよいわけではありません。ゴミはゴミ箱に入れ、使ったものは元の場所に戻しておきましょう。
- チェックアウトの時間を過ぎる
ホテルには、チェックアウトの時間が決まっています。チェックアウトの時間を過ぎてしまうと、追加料金が発生します。時間厳守で行動しましょう。チェックアウトぎりぎりの時間になって慌てて部屋を出るのではNGです。チェックアウトの時間前に、余裕を持ってフロントにキーを返せるようスケジュールを整えておきましょう。
- ホテル内のものを持ち去る
ホテルの部屋には、室内に設置されているドライヤーやコップ類、タオルなどがあります。これらのものは、ホテルが貸し出しているものであり、持ち帰ることはできません。無断で持ち去ると、泥棒と同じ行動を取ったということにつながりかねません。
ホテルのものは、どれも美しくて持ち帰りたくなる気持ちもわかります。しかし、借り物であるという認識を持って使用しましょう。持ち帰ってもらってもよいものは、ホテルから明示的に指示されたものだけです。
- 備品が故障しても報告しない
ホテルの部屋には、テレビや冷蔵庫、エアコンなどの備品があります。これらの備品を使用しているときに、ついうっかり壊してしまった場合は、チェックアウトを待たずに早めにスタッフに報告しましょう。そのまま放置してしまうのは、NG行為です。
備品が故障してしまった場合は、ホテルによって対応が異なります。早めに報告することが大切で、報告しないでチェックアウトしてしまうと、次に部屋を利用する人に迷惑をかけることになります。
- フロントに勝手にキーを置いて出ていく
チェックアウトをしにフロントに出向いたのに、スタッフがいなかった場合は、ベルを鳴らしてスタッフを待ちましょう。スタッフに無断でキーとお金だけ置いて、その場から立ち去ってしまうのはNGです。
部屋を使わせてもらったからには、チェックアウトのときにしっかりと支払いをして、キーをスタッフに渡してホテルを出ましょう。スタッフがいない場合は、しばらく待ってみるか、電話で連絡してみるとよいでしょう。勝手にキーを置いて出ていくと、ホテル側に不信感を与えることになりますし、キーが紛失するリスクもあります。
チェックアウトする前にたしかめておきたいこと
- 忘れ物がないか
- ゴミをまとめているか
- 使用したリネル(タオルやシーツ)をまとめているか
- テレビや照明をオフにしているか
- 壊してしまったものはないか
- 部屋の鍵やカードキーの置き忘れをしていないか