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【驚き】完全無人の「考える潜水艦」が実現するかも?防衛装備庁が開発する“期待の新装備”開発拠点を見てきた

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【驚き】完全無人の「考える潜水艦」が実現するかも?防衛装備庁が開発する“期待の新装備”開発拠点を見てきた

海の中で自律的に航行し、敵の動きを探知し、必要に応じて攻撃する。そんな完全無人の「考える潜水艦」が、近い将来、日本の海を守ることになるかもしれない。防衛装備庁が開発に取り組んでいる「大型無人潜水機(UUV)」の開発拠点を見てきた。

防衛装備庁は、2018年に中期防衛力整備計画(中期防)において、大型UUVの開発方針を明記した。大型UUVとは、長期間の航行が可能で、高度な情報収集能力や攻撃能力を持つ水中ドローンのことだ。防衛装備庁は、この大型UUVを島嶼防衛や警戒監視などに活用することを目指している。

大型UUVの開発には、防衛装備庁の研究機関である艦艇装備研究所が中心となって取り組んでいる。艦艇装備研究所は、山口県岩国市にある岩国海洋環境試験評価サテライト(IMETS)という施設を開発拠点として利用している。IMETSは、全長約100メートル、幅約20メートル、深さ約10メートルの大型水槽を備えた施設で、水中の様々な環境を再現できる。ここで、大型UUVの性能や信頼性を試験することができるのだ。

大型UUVの具体的な形やサイズはまだ公開されていないが、艦艇装備研究所は、全長約10メートル、直径約1.8メートルの円筒状のUUVを開発済みで、中央部分を延長して全長15メートル以上にすることで航行可能期間を7日間にアップする改良も研究中だという。また、大型UUVには、高性能なレーダーやソナー、光学カメラなどのセンサーを搭載し、水中の状況をリアルタイムで把握できるようにする予定だ。さらに、自律的に航行するための人工知能(AI)や、必要に応じて攻撃するためのミサイルや魚雷などの兵器も搭載する可能性がある。

大型UUVの開発には、民間の技術や部品の活用も重要だという。防衛装備庁は、民間企業との共同研究や技術移転を積極的に行っており、水中ドローンの分野では、山口県産業技術センターとの間で水中画像を用いたセンシング技術に関する研究協力協定を締結した。この技術は、水中の構造物に対し、光学カメラを搭載した水中ドローンが移動しながら撮影した複数の水中画像を組み合わせることにより、「水中構造物に対する水中ドローンの位置・姿勢を把握する技術」及び「水中構造物の形状を3次元で把握する技術」に関するものだ。この技術は、水中の状況をより正確に把握することに役立つと期待される。

大型UUVの開発は、まだ発展途上の段階にある。防衛装備庁は、2024年度までに試作機の製作を完了し、2025年度からは実海域での試験を行う予定だという。大型UUVが実用化されれば、日本の海を守るための新たな戦力となることだろう。防衛装備庁が開発する“期待の新装備”に注目したい。

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