金運の福の神様である弁財天様とのつながり方
弁財天様は、仏教の守護神であり、七福神の一人でもあります。財運や商売繁盛はもちろん、学問や芸術、恋愛や子孫繁栄など、さまざまなご利益を授けてくださる神様です。この記事では、弁財天様とのつながり方について、ご紹介します。
弁財天様の由来と特徴
弁財天様は、もともとヒンドゥー教の女神であるサラスヴァティーという神様です。サラスヴァティーはインドの聖なる川をモチーフにした水の神様で、学問や音楽などの芸術を司っていました。仏教が発展していく中で、仏教の守護神として取り入れられ、弁才天と呼ばれるようになりました。
日本に伝わった後には、財運の神様としての性格が強調され、弁財天という表記になりました。また、日本神話に登場する市杵島姫命や、蛇神である宇賀神と習合したことで、そのご利益がさらに広がりました。
弁財天様の見た目は、頭の上に白蛇をのせて鳥居がついた冠をかぶり、武器や楽器を手にしている姿が一般的です。白蛇は宇賀神の象徴であり、財福のシンボルです。武器は戦勝神としての一面を表し、楽器は芸術神としての一面を表しています。
弁財天様とのつながり方
弁財天様とのつながり方には、以下のような方法があります。
・ 弁財天様が祀られている神社や寺院に参拝する。特に水に囲まれた場所にある神社や寺院は、弁財天様のパワーが強いと言われています。日本三弁天と呼ばれる竹生島、厳島、江の島は有名ですが、他にも全国各地に弁財天様の霊場があります。
・ 弁財天様のお札やお守りを持つ。財布やポーチなどに入れて持ち歩くと、弁財天様のご加護を受けられると言われています。また、自宅や職場に飾ると、金運や商売繁盛に効果があると言われています。
・ 弁財天様の像や絵を飾る。弁財天様の姿を見ることで、弁財天様のエネルギーを感じることができます。自宅や職場に飾ると、金運や商売繁盛に効果があると言われています。
・ 弁財天様にお供え物をする。弁財天様に喜ばれるお供え物は、水やお酒、果物や菓子などです。特に白いものや甘いものは、弁財天様の好物と言われています。お供え物をするときには、弁財天様に感謝の気持ちや願い事を伝えましょう。
・ 弁財天様に祈る。弁財天様に祈るときには、心を落ち着かせて、弁財天様の姿を思い浮かべましょう。弁財天様に感謝の気持ちや願い事を伝えましょう。特に「巳の日」や「巳の時間」に祈ると、弁財天様の力が強くなると言われています。
毘沙門天の真言
真言(真言/マントラ)とは神様にささげる言葉で、参拝時に唱えるといいとされています。
毘沙門天の真言は「オン ベイシラ マンダヤ ソワカ」です。
唱える回数は3回、7回、21回、108回などといわれていますが、お寺や神社に行った際に案内があればそれに従うのがいいでしょう。
毘沙門天のご利益と参拝の仕方
こんにちは、今日は毘沙門天についてお話ししたいと思います。毘沙門天は、仏教の守護神であり、
七福神の一人でもあります。金運や開運、商売繁盛など、さまざまなご利益を授けてくださる神様です。
この記事では、毘沙門天のご利益と参拝の仕方について、ご紹介します。
毘沙門天のご利益
毘沙門天は、参拝することで、得られる10種の福があると言われています。
それは、以下のようなものです。
- 無尽の福:尽きることのない福
- 衆人愛敬の福:皆から愛される福
- 智慧の福:智慧により物事を正しく判断する福
- 長命の福:長生きする福
- 眷属衆太の福:周囲の信頼に恵まれる福
- 勝運の福:勝負事に勝つ福
- 田畠能成の福:田畑を豊作に導く福
- 蚕養如意の福:家業が成功する福
- 善識の福:良い教えを学ぶ福
- 仏果大菩提の福:悟りを得られる福
これらの福は、この世に存在するほとんどの問題を解決できるといえるでしょう。毘沙門天は、
七福神の中でも得られる福の数はトップです。
毘沙門天のご利益は、これらの福だけではありません。他にも、金運や開運、商売繁盛などの現世利益もあります。
毘沙門天は、財福の神様としてあがめられた歴史があるので、お金に関するご利益は多くなっています。
また、毘沙門天は、武人であることから、疫病を払うことができるともいわれています。
病気から身を守ることは、健康長寿につながります。こういったご利益も毘沙門天にはあるのです。
毘沙門天の参拝の仕方
毘沙門天のご利益を受けるためには、参拝の仕方にも注意が必要です。
参拝する際は、ご利益だけを求めることなく、清い心で参拝しましょう。
毘沙門天は、仏教の守護神であり、仏法に従う者を護ります。仏法に反するような欲や執着を持って参拝すると、
毘沙門天の怒りを買うこともあります。
参拝するときには、毘沙門天のご真言を唱えると良いとされます。毘沙門天のご真言は、以下のようになります。
「オン ベイシラ マンダヤ ソワカ」
このご真言は、毘沙門天の名前と、その力を表す言葉です。
毘沙門天の名前は、ヴァイシュラヴァナというインドの神様の名前を音写したもので、
「よく聞く所の者」という意味にも解釈できます。毘沙門天は、仏の教えをよく聞き、
衆生の願いもよく聞く神様です。そわかという言葉は、毘沙門天の力を示す言葉で、
「すべての障害を除去する」という意味です。毘沙門天は、仏の敵を打ち破り、衆生の苦しみを取り除く神様です。
このご真言を唱えるときには、心を落ち着かせて、毘沙門天の姿を思い浮かべましょう。
毘沙門天の姿は、頭に白蛇をのせた冠をかぶり、手に宝塔と宝棒を持つ武装した姿です。
白蛇は財福の象徴であり、宝塔は仏法の象徴であり、宝棒は護法の象徴です。
毘沙門天に感謝の気持ちや願い事を伝えましょう。特に「巳の日」や「巳の時間」に唱えると、
毘沙門天の力が強くなると言われています。
まとめ
弁財天様は、財運や商売繁盛だけでなく、さまざまなご利益を授けてくださる神様です。弁財天様とのつながり方には、参拝やお供え物、祈りなどがあります。弁財天様に信仰と敬意を持って接することで、弁財天様の恩恵を受けることができるでしょう。