日本は2030年の世界だよと、ドイツ人夫婦が驚いた日本の便利さ。日本の「当たり前」が未来の姿とされ、その魅力について、ドイツ・ベルリンから来日したクビさんとスマさん夫妻が語ります。
昨年11月に2度目の来日を果たしたクビさん夫妻。クビさんは「呪術廻戦」「ONE PIECE」などのアニメが好きで、日本の人々のリアルな生活に興味を持って訪れたそうです。今回は京都や大阪も訪れ、トラディショナルな日本をより体験したいと話しています。
2人が日本で感じたユニークな点として挙げたのは、自動販売機の充実ぶりや、トイレの便座が温かいこと、地下システムや電車の正確な運行など。ドイツでは自動販売機が少なく、トイレの便座が温かくないことが一般的なようで、これらの点に驚きを隠せない様子です。
特にトイレに関しては、クビさんは「トイレのためだけにまた日本に来た」と冗談めかして笑っています。ドイツの寒さに比べ、日本のトイレは快適であるとのことです。
逆に、日本でクビさん夫妻が驚いた点もあります。それは、日本の家庭での食洗機の普及率が低いこと。ファミリー向けの新築マンションなどでは進んでいるものの、単身者向けや中古住宅では食洗機が一般的でないことに不思議がる2人です。ドイツでは食洗機の普及率が高く、日本とは異なる生活習慣に驚きを感じたようです。
クビさん夫妻は、「日本は2030年の世界だ」と述べながら、毎年訪れたり、住んでみたりしたいと日本への愛情を語りました。東京での観光も楽しんでおり、日本の魅力に夢中な様子が伝わります。