ビットコインは、現物ETF(上場投資信託)の承認が差し迫っているとの報道により、3日のフラッシュクラッシュでの下落分を取り戻しました。調査によると、ビットコイン現物ETFの承認が予想されていると回答したファイナンシャルアドバイザーはわずか39%でしたが、88%は承認後にビットコインを購入する意向を示しています。 ビットコインは24時間で4%上昇し、4万4500ドルで推移しています。この反発は、3日のフラッシュクラッシュに対する投資家の楽観的な姿勢が現れています。ブラックロックなどが上場を目指して提出している現物ベースのビットコインETFに期待が寄せられており、現物ETFが承認されるとビットコインへの資金流入が期待されています。 ビットワイズ(Bitwise)とVettaFiが行った調査によれば、今年ビットコイン現物ETFが承認されると予想しているファイナンシャルアドバイザーは39%に過ぎませんでしたが、88%が現物ETFを重要な材料と考え、承認後にビットコインを購入する意向を示しています。 マトリックスポートのリサーチ責任者であるマーカス・ティーレン氏は、ビットコインが現物ETFによって強気になると同時に、その後はイーサリアムに投資家の焦点が移る可能性があると指摘しました。ティーレン氏は、イーサリアム現物ETFの決定は5月頃になる可能性が高いと述べました。