第81回ゴールデン・グローブ賞の授賞式が、日本時間8日に米ロサンゼルス郊外ビバリーヒルズで開催され、宮崎駿監督の「君たちはどう生きるか」がアニメ映画賞を受賞しました。これは日本の作品として初の快挙となり、アカデミー賞への期待が高まっています。
アニメ映画賞の候補には、新海誠監督の「すずめの戸締まり」や、任天堂と米イルミネーションが共同製作した「ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー」もノミネートされていましたが、宮崎監督の作品が輝きました。
また、最優秀監督賞および主演男優賞には、原爆開発を主導した米物理学者の伝記映画「オッペンハイマー」のクリストファー・ノーラン監督と、主演を務めたキリアン・マーフィー氏が選ばれました。
「君たちはどう生きるか」の受賞が、日本のアニメーション作品が国際的な舞台で高く評価される一翼を担い、今後の米アカデミー賞での結果がますます注目されています。