アイスランド南西部のレイキャネス半島で、14日午前に火山が再び噴火しました。首都レイキャビクから約40キロ離れた町であるグリンダビークの近くで、地元時間午前7時57分（日本時間午後4時57分）に噴火が始まりました。気象当局は、漁師町を保護する柵の両側から溶岩が噴出していると沿岸警備隊の調査機からの画像を引用して発表しました。
アイスランド国民保護・危機管理局の広報担当者によれば、今回の噴火はグリンダビークのインフラに一定のリスクをもたらしますが、昨年11月の避難以来、住民は町を離れており、人命に危険はないとのことです。
最近の噴火と同様に、国内外の航空便は通常通り運航され、中断されることはありません。アイスランドはその地質的な特徴から定期的に火山活動が発生していますが、十分な安全対策と的確な避難計画の実施により、住民と観光客の安全が確保されています。
地元当局は引き続き火山の動向をモニタリングし、必要に応じて追加の安全対策を講じるでしょう。アイスランドの美しい自然とその一部である火山活動は、科学的な観察と安全な距離を保ちながら、訪れる人々にとって驚きと興奮の要因となっています。
