ブリヂストンレディスオープン：西郷真央選手の快挙
こんにちは、ゴルフ好きの皆さん。今回は、国内女子ツアー第12戦「ブリヂストンレディスオープン」で見事に優勝した西郷真央選手についてお話ししたいと思います。
西郷選手は、千葉県船橋市出身の22歳。5歳のときに父親の影響でゴルフを始め、ジュニア時代から数々のタイトルを獲得しました。2019年には日本女子アマチュアゴルフ選手権で優勝し、同年のプロテストに合格。2020年からプロとして活躍しています。
最終日は、首位と1打差の2位でスタートしましたが、前半は苦戦しました。9番でボギーを叩いてしまい、首位との差が4打に広がりました。しかし、後半に入ると徐々に巻き返しました。12番でバーディーを奪うと、14番でもバーディーを決めて首位との差を1打に縮めました。そして、迎えた16番パー5で見事なチップインイーグルを決めて、一気に首位に立ちました。この一打は、西郷選手の勝負強さを象徴するものでした。師匠の尾崎将司さんも、終盤の劇的なイーグルで数々の名勝負を演じてきました。最終ホールでは、2打差を守るためにパーセーブのパットを沈めて、地元・千葉での初優勝を決めました。通算11アンダーでの優勝は、今季5勝目であり、出場10試合での5勝目はツアー史上最速の記録です。
優勝インタビューで西郷選手は、「地元で優勝できて本当にうれしいです。針谷先生には本当に感謝しています。このコースで優勝できるとは思っていなかったので、夢のようです」と涙ぐみながら語りました。また、次週から米国に渡り、海外メジャー「全米女子オープン」に挑戦することも発表しました。海外でも活躍することを目指す西郷選手の今後の飛躍に期待しましょう。
