第38回東日本女子駅伝：東京代表が2年連続優勝

11月12日（日）、福島市で第38回東日本女子駅伝が開催されました。18都道県の若き女性ランナーが9区間42.195キロをタスキでつなぎ、東京代表が2年連続11度目の優勝を飾りました¹。

レースは序盤から混戦となり、1区から6区まで6チームがトップを入れ替えました。7区では宮城代表が区間2位の走りで首位に立ち、8区でもリードを広げて最終9区に28秒差でタスキを渡しました。

しかし、東京代表のアンカーは主将の増渕祐香（名城大4年）でした。増渕は序盤で宮城代表のアンカーをとらえ、そのまま抜き去りました。増渕は10キロを32分台で走り切り、区間賞を獲得するとともに、東京代表の優勝を決定づけました。東京代表は2時間16分16秒のタイムでゴールし、宮城代表に1分13秒の差をつけました²。

東京代表は昨年に続き、東日本女子駅伝の連覇を達成しました。これで東日本女子駅伝の優勝回数は11回となり、歴代最多記録を更新しました³。東京代表のメンバーは高校生から大学生、社会人まで幅広く、東京の女子陸上の強さを見せつけました。

東日本女子駅伝は、東日本大震災の復興支援として始まった大会です。今年は福島県の吾妻地域で開催され、沿道には多くの応援団が集まりました。東京代表は、福島の人々に感謝と勇気を届けることができたと思います。