昨日、ブライトンはプレミアリーグ第12節で最下位のシェフィールド・ユナイテッドとのホームゲームに臨みました。前節のエバートン戦での大敗からの立ち直りを期待されましたが、結果は1-1のドローに終わりました。ブライトンは6試合連続で勝ち星がなく、リーグ戦では第6位にとどまっています。
試合は前半からブライトンが攻勢に出ましたが、シェフィールドの堅い守備に苦しむ場面が続きました。シュート数で相手を圧倒するも、枠内に飛ばしたのはわずか2本。それに対し、シェフィールドは前半終了間際にカウンターから先制点を奪いました。右サイドからのクロスにフリーになったデイビッドがヘディングで合わせ、ブライトンを突き放しました。
後半に入ってもブライトンは攻め続け、日本代表MF三笘薫が65分から投入されました。三笘は左サイドでプレーし、84分には深い位置から左足でクロスを上げ、相手DFに当たったボールがゴールに吸い込まれ、ブライトンの同点ゴールとなりました。三笘はアシストとはならなかったものの、チームに勢いを与えました。
しかし、その後もブライトンは決定的なチャンスを生かせず、試合は1-1のまま終了。ブライトンはシェフィールドに勝ち点2を失い、欧州カップ戦出場圏内の4位との差が広がりました。一方で、シェフィールドは今季初の勝ち点を獲得しましたが、最下位からの脱出はまだ遠い状況です。
試合後、ブライトンのデ・ゼルビ監督は「シェフィールドは守備的にプレーしたが、我々はそれに対応できなかった。我々はもっと冷静になって、もっと正確にプレーしなければならない」とコメントしました。一方、シェフィールドのヘッケンボトム監督は「我々は勝ち点1を獲得するのに必死だった。我々はまだまだ改善の余地があるが、今日はチームとして戦った」と語りました。
三笘は今季公式戦で9試合に出場し、2ゴール3アシストを記録しています。次節は11月19日にアウェイでウルヴァーハンプトンとの対戦が控えています。三笘は先発復帰を目指すことでしょう。
