ヒョンデ、エサペッカ・ラッピの2024年チーム残留を発表
ラッピは、2019年からヒョンデに所属しており、今年はティエリー・ヌービルのセカンドドライバーとして全戦に出場しています。先月、オット・タナックが2024年からヒョンデに復帰することが発表され、ラッピの来季のシートは危ぶまれるようになりました。
ラッピは、今年のシーズンで4回の表彰台を獲得し、特にラリー・フィンランドでは地元のファンの前で見事に優勝しました。しかし、その後の4戦では3回も金曜日にクラッシュしてリタイアするなど、安定感に欠けるレースが続きました。
ヒョンデは先日、ラッピの2024年チーム残留を正式に発表しました。ヒョンデのチーム代表であるシリル・アビテブールは、「エサペッカは、われわれのチームの重要な一員であり、彼のスピードと経験は、チームの成長に大きく貢献してきました。彼は、来季もヒョンデのカラーを着て、チャンピオンシップを戦ってくれることを嬉しく思います」とコメントしました。
ラッピも、ヒョンデとの契約延長に満足している様子で、「ヒョンデは、私にとって家族のようなチームであり、ここでの3年間はとても楽しく充実したものでした。ヒョンデi20 Nラリー1は、とても速くて競争力のあるマシンであり、来季もそれを証明したいと思います。チームメイトには、ティエリー、オット、テームという強力なドライバーが揃っており、彼らと切磋琢磨しながら、チームのためにベストを尽くしたいと思います」と語りました。
ヒョンデは、来季、4台体制での参戦を検討していることを示唆しており、ラッピはその一角を担うことになります。ラッピは、来季もヒョンデのカラーを着て、WRCの舞台で活躍することでしょう。ラッピのファンの皆さん、来季も応援よろしくお願いします。