3日、ロシア政府は日本に対し、アジア第3局の局長であるニコライ・ノズドレフ氏(52)を
次期駐日大使に充てる人事を内定し、
日本政府に同意を求めていることが明らかになりました。
日本政府が同意すれば、ノズドレフ氏は年内にも東京に着任する可能性があります。
この人事により、日本とロシアの外交対話再開の兆しが見えますが、ウクライナ侵攻を巡って
両国関係は最悪の状況にあることから、課題も多く存在します。
ノズドレフ氏は、ロシア外務省のキャリア外交官で、
2009年から2012年まで駐日大使館の参事官を務めた経験があります。
その後、外務省のアジア第3局長に就任し、日本や北朝鮮、モンゴルなどを担当してきました。
彼は日本との平和条約締結交渉や北方領土問題に詳しく、
日本語も堪能で、日本文化にも精通しているとされています。
日本政府は先月、
駐ロシア大使に武藤顕前外務省研修所長を起用する人事を決定しました。
武藤氏は来月中にモスクワに赴任予定で、新たな駐日大使であるノズドレフ氏とともに、
外交対話再開の模索が進むでしょう。
ただし、ロシアは昨年2月のウクライナ侵攻を非難し、日本に対して制裁を科したことから、
日本は「非友好国」に指定され、両国関係が悪化しています。
日本政府は慎重に対応しながら、
日本の主権と安全保障を守りつつ、日ロ間の協力の可能性を模索する必要があります。