イチロー氏が最速138キロをマークし、東京ドームを沸かせた!高校野球女子選抜との再戦が白熱の一戦に
東京ドームでは2023年11月21日、イチロー氏と高校野球女子選抜とのエキシビションマッチが開催され、初回から圧巻の投球で観客を驚かせました。この試合は、全日本女子野球連盟が高校年代の選手育成を目的として行っている「女子高校野球選抜強化プログラム2023」の一環として行われたもので、3回目の開催となりました。
イチロー氏は、草野球チーム「KOBE CHIBEN」の一員として、「9番・投手」で先発。昨年の対戦での圧倒的なパフォーマンスから期待される中、初回から驚愕の投球を見せました。吉安に対しては、初球でなんと138キロの直球を投じ、昨年の最速を上回る速さを披露。これにより、場内は「イチローくん、最速更新!」とのアナウンスとともにどよめきに包まれました。
試合はその後もイチロー氏の圧倒的なピッチングが続き、2回では4番の神野、4回では5番の前田、6回では7番の小林など、高校野球女子選抜の強打者たちを次々と三振に仕留めました。9回までに被安打3、与四球1、死球1で無失点に抑え、奪三振数は昨年同様の17個。142球での投球となり、最後の打者は吉安で、最速更新の直球ではなく巧みな変化球で三振に仕留めました。
試合後のインタビューでは、イチロー氏が高校野球女子選抜のレベルアップを実感し、「びっくりした」と笑顔で最速更新についてコメントしました。高校野球女子選抜の監督である中島裕之氏も、「貴重な経験になった」とイチロー氏の投球を絶賛。女子野球の発展に対してイチロー氏が果たす役割に感謝の意を表明しました。
このガチ対決は今年で3回目となり、毎回見どころ満載の試合となっています。イチロー氏の真剣勝負ぶりが高校野球女子選抜の選手たちに多くの学びを与え、女子野球の発展に大きな意義を持っています。