バン仲村にＫＯ敗戦“花束ニキ”　右足粉砕骨折の重傷でＢＤ引退表明「寂しいけどＢＤを去ろうと」

前回喧嘩３０００戦無敗の所沢のタイソンＫＯも　朝倉未来が社長を務める１分間最強を決める格闘技イベント「ＢｒｅａｋｉｎｇＤｏｗｎ（ブレイキングダウン）１０」で、バン仲村にＫＯ負けしたごぼうの党の奧野卓志代表が２５日、党のＸを更新し、右足の複雑骨折と粉砕骨折を報告した。

試合ではバン仲村の怒濤（どとう）のラッシュに２度ダウンを奪われてＫＯ負けだった奧野代表。「脛骨と腓骨両方折れてました　ようするに膝から下の体重を支える骨が二本とも折れました　スネの部分ですね　試合中に右足がグニャリとなり踏ん張れませんでした　全治半年と告げられました」と明かした。今後手術を受けるという。

拳を交えたバン仲村からは「一生死ぬまで友達で居よう」とＬＩＮＥが来たことを明かし、今後については「私が戦うのは最後だと思います　悔しいし寂しいけどブレイキングダウンを去ろうと思います。今回の負けは私にとって人生を考えるきっかけとなりました」とし、「この不自由な時間を通して新しい自分に生まれ変われたら」と、つづった。

奧野氏は朝倉未来－メイウェザー戦で花束贈呈役としてリングに上がったが、メイウェザーに渡す花束を投げ捨て、大きな騒動に。ＢＤでは喧嘩３０００戦無敗と称された所沢のタイソンと因縁が勃発し、ＢＤ９で対戦。ＫＯ勝利を収め、伝説に終止符を打ったことで話題となった。