11月4日、ラ・リーガ第12節で、
レアル・ソシエダの日本代表MF、久保建英が古巣バルセロナとの対戦に臨みます。
現在、ソシエダはリーグ5位につけ、バルセロナとはわずか5ポイント差。
この試合での勝利は順位を大きく左右するチャンスと言えるでしょう。
久保は今季、ソシエダで絶好調のパフォーマンスを披露しており、
10試合で5ゴールと2アシストを記録しています。
前節のコパ・デル・レイでは休養し、バルセロナ戦に向けて万全の状態で
臨むことになりました。
バルセロナの下部組織出身である久保は、2019年にレアル・マドリーに移籍し、
その後はマジョルカ、ビジャレアル、そしてソシエダへのレンタル移籍を経ています。
これまでに3回バルセロナとの対戦経験がありますが、いずれも敗戦となっており、
古巣相手には未だ勝利を収めていません。
今回の試合では、久保は右サイドでの出場が予想されており、
20歳のスペイン代表DF、アレハンドロ・バルデとのマッチアップが注目ポイントと
なるでしょう。
バルデは現在、バルセロナの左サイドバックとして活躍し、10月にはスペイン代表に
初めて招集されました。
久保とバルデは同じ世代で、かつてバルセロナで一緒にプレーした仲でもあります。
古巣との対決に臨む二人のプレーに期待が寄せられています。
しかし、久保はこの試合に向けて、バルセロナに対する感情よりも、チームでの成功に
焦点を当てています。
ソシエダのイマノル・アルグアシル監督も、久保のチームプレー精神を
高く評価しています。
「久保はバルセロナ戦に非常に意欲的です。古巣との対決に特別な感情を抱くことは理解できますが、
彼はチームの成功を最優先に考えています。
彼はいつも最善を尽くし、才能ある選手です。彼は私たちにとって非常に重要な存在です」
とアルグアシル監督は語っています。
久保が古巣バルセロナとの対決で、自身の成長を示すことができるでしょうか。
20歳のライバルとのマッチアップにも注目が集まります。
久保の活躍に期待し、試合を楽しみにしましょう。