那須川天心と但馬ブランドンミツロ – 最新のボクシング世界ランキング
ボクシングの最新の世界ランキングが発表されました。日本からは、キックボクシングからプロボクシングに転向した那須川天心(帝拳)と、日本ヘビー級王者の但馬ブランドンミツロ(WORLD3)がランクインしました。
那須川天心は、WBC(世界ボクシング評議会)のスーパーバンタム級で39位にランクインしました1。那須川は、2023年4月にプロデビューし、日本バンタム級2位の与那覇勇気(真正)を判定で下しました2。その後、9月には日本スーパーバンタム級7位の松本亮(ワタナベ)にも判定勝ちし、2戦目で日本王座に挑戦することが決まりました3。那須川は、キックボクシングで42戦無敗の実績を持ち、スピードと技術で相手を圧倒するボクサーです。日本王座を獲得すれば、世界王座への道も開けるでしょう。
一方、但馬ブランドンミツロは、WBCのブリッジャー級で16位にランクインしました4。ブリッジャー級は、ヘビー級とクルーザー級の間に設けられた新しい階級で、2020年にWBCが創設しました5。但馬は、2022年4月にプロデビューし、韓国ヘビー級3位の金相浩(韓国)を初回KOで破りました。その後、8月には日本ヘビー級王座決定戦で韓国ヘビー級王者の李晟敏(韓国)にも初回KOで勝ち、2戦目で日本王座を獲得しました。但馬は、中央大学時代に全日本選手権と国体でライトヘビー級の5冠を達成したアマチュアの実力者で、パワーとスタミナに優れたボクサーです。2023年6月からは、マイク・タイソンにならって5ヶ月連続で試合を行い、全勝で終えました。日本ヘビー級王者として、ブリッジャー級の世界ランク入りを果たしました。
那須川天心と但馬ブランドンミツロは、日本ボクシング界の新たなスターとして注目されています。世界ランク入りしたことで、世界王座に挑戦するチャンスも近づいてきました。今後の活躍に期待しましょう。