アーセナル、次戦でホワイトが右SBの復帰か 冨安は左SBに変更の可能性も
アーセナルがプレミアリーグ第14節でウォルバーハンプトンとの対戦に備え、右サイドバック(SB)のポジションに注目が集まっています。現地時間12月2日に行われるこの一戦で、負傷明けから途中出場が続いていたベン・ホワイトが右SBの先発復帰すると、英メディア「フットボール・ロンドン」が予想しています。
冨安健洋が好調なパフォーマンスを続ける中、ホワイトが冨安に代わって右SBでプレーする可能性が浮上しています。記事では、「この1週間のうちに2度、交代出場したベン・ホワイトは右SBで先発出場するに違いない。RCランス戦で2アシストを記録した冨安健洋が絶好調なだけに、彼がこの日本代表より評価が上になったかどうかはまだ分からない」との見解を示しています。
プレミアリーグが繁忙期に突入し、1か月間に8試合の公式戦を戦う中で、ミケル・アルテタ監督は選手の起用に難題を迫られています。冨安は現在公式戦5試合連続でスタメンに名を連ねていますが、直近のUEFAチャンピオンズリーグ(CL)第5節RCランス戦では休養のために前半45分のみの出場に終わり、次節でのスタメン外れも懸念されています。
記事では、冨安が左SBに回る可能性も取りざたされています。「もちろん冨安は左サイドにスイッチしてオレクサンドル・ジンチェンコと入れ替える選択肢もあるが、ウォルバーハンプトン戦はウクライナ代表のために用意された試合のようにも感じられる。ミケル・アルテタ監督は難しい選択を迫られることになるだろう」との観測も示されています。
アーセナルがボールを保持する展開が予想される相手との試合では、ボール扱いに長けたジンチェンコが優先的に起用されることも考慮されています。次戦のウォルバーハンプトン相手では、ホワイトとジンチェンコの両翼が濃厚とされています。怒涛の8連戦が始まる中、アーセナルの戦術にどのような変化が見られるのか、注目が集まります。