ザトウクジラが新たな餌獲り行動を発見！
ザトウクジラは、小魚や動物プランクトンの群れに突進して捕食するランジフィーディングという方法で餌を獲ることで知られていますが、最近の研究で、ザトウクジラが漁船から落ちた魚などのおこぼれを拾い食いするという驚くべき行動が発見されました。この行動は、少ないエネルギーで、少ない餌を食べる、エネルギー節約型の餌獲り様式であることが分かりました1.
この研究は、ザトウクジラが状況に応じて柔軟に餌獲り様式を変えていることを示しています。しかし、拾い食いには、クジラや漁業者にとっての危険性もあります。そのため、クジラの保護・管理の観点、また安全面において、拾い食いは避けるべき事象であることが分かります1.
この研究は、世界初の映像として、神戸大学のYouTubeチャンネルや研究紹介ページで公開されています。また、この研究に関するニュース記事は、ナショナルジオグラフィック日本版サイト2や他のメディア3,4でも取り上げられています。ザトウクジラの驚くべき行動について、ぜひご覧ください。
