トヨタ、ル・マン24時間レース100周年で「プリウス24h Le Mans Centennial GR Edition」を発表
トヨタが2023年6月6日に行われたル・マン24時間レース100周年大会で、世界初公開されたコンセプトカーが「プリウス24h Le Mans Centennial GR Edition」です。このクルマは、5代目プリウスをベースに、WEC参戦車両GR010 HYBRIDからのインスパイアを受けた専用のエアロパーツやホイールなどを装着し、優れた走行パフォーマンスを実現するとしています。
5代目プリウスは、1997年に登場して以来、世界初の量産型ハイブリッドカーとして歴史的なモデルとなりました。2022年には、誕生から25周年を迎え、5代目がフルモデルチェンジされました。その際、高い環境性能に加えて、「一目惚れするデザイン」と「虜にさせる走り」を目指して進化しています。
プリウス24h Le Mans Centennial GR Editionは、ル・マンやACOへの感謝の意をこめて制作され、エクステリアでは軽量カーボンボンネットフードやサイドスカート、カナード、大型リアウイング、リアディフューザーなどが装備され、レーシーなデザインとなっています。また、ワイドフェンダーにより車体は50mm拡幅し、最低地上高も30mmダウンしました。バンパー下部には、レーシングカーのようなマルチヘッドランプを追加し、夜間視認性を向上させています。
このコンセプトカーは、初公開時から「格好良くなった」「めちゃ速い」などと話題となり、今後の市販モデルに期待が寄せられています。現時点では詳細情報は発表されていませんが、2024年1月の「東京オートサロン2024」で続報が期待されます。
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