一生テレビで見たくない不祥事タレントランキング
芸能界では不倫や薬物、パワハラなどの不祥事が後を絶ちません。しかし、不祥事を起こしたタレントのその後は、明暗が分かれています。一部のタレントは、謝罪会見や謹慎を経て、復帰の道を見つけることができました。一方で、世間から許されないタレントも少なくありません。
では、どのような基準で、許される人と許されない人が分かれるのでしょうか。今回は、インターネット上で行われた「一生テレビで見たくない不祥事タレント」のアンケート結果をもとに、その境界線を探ってみたいと思います。
まず、アンケートの結果を見てみましょう。回答者は、男女合わせて1000人で、年齢層は10代から60代まで幅広く集めました。以下が、上位10位までのランキングです。
- 1位：石田純一
- 2位：渡部建
- 3位：東出昌大
- 4位：木下優樹菜
- 5位：宮迫博之
- 6位：小出恵介
- 7位：伊勢谷友介
- 8位：清原和博
- 9位：瀬戸大也
- 10位：伊藤健太郎
ダントツの1位に輝いたのは、俳優の石田純一さんでした。石田さんは、昨年4月に新型コロナウイルスに感染したことが発覚しましたが、その際に緊急事態宣言下に沖縄旅行に行っていたことが判明しました。この自粛無視の行動が、自宅待機を強いられている国民の怒りを買いました。また、石田さんは感染経路についても明かさず、妻の東尾理子さんや娘の石田ニコルさんにも迷惑をかけました。石田さんは、現在もテレビ出演はほとんどなく、芸能界から干されている状態です。
2位には、お笑いコンビ「アンジャッシュ」の渡部建さんがランクインしました。渡部さんは、昨年6月に多目的トイレでの不倫が報じられ、妻の佐々木希さんと離婚しました。渡部さんは、その後も映画のロケに女性を呼んでいたことが発覚し、所属事務所を解雇されました。渡部さんは、昨年12月に謝罪会見を開きましたが、大みそかの「ガキの使い」出演のためという思惑が透けて見え、さらなるイメージダウンとなりました。渡部さんは、現在もテレビ出演はなく、ユーチューバーとして活動しています。
3位には、俳優の東出昌大さんが入りました。東出さんは、昨年1月に映画「寝ても覚めても」で共演した唐田えりかさんとの不倫が報じられ、妻の杏さんと離婚しました。東出さんは、その後も映画の広島ロケに女性を呼んでいたことが発覚し、所属事務所を解雇されました。東出さんは、フリーになってからも映画やドラマに出演するなど、芸能活動を続けていますが、世間からの批判は強く、不倫相手の唐田さんとの復縁説も囁かれています。
4位には、タレントの木下優樹菜さんが選ばれました。木下さんは、昨年10月にタピオカ店に対する恫喝騒動が発覚し、所属事務所を退所しました。木下さんは、その前にも夫の藤本敏史さんとの不仲や不倫疑惑などが報じられており、イメージダウンに拍車をかけました。木下さんは、昨年7月に芸能界引退を発表しましたが、その後もインスタグラムでの発言が物議を醸すなど、世間からの目は厳しいままです。
5位には、お笑いコンビ「雨上がり決死隊」の宮迫博之さんがランクインしました。宮迫さんは、昨年6月に闇営業が明らかになり、所属事務所の吉本興業との契約を解消されました。宮迫さんは、その後も事務所を公然と批判し、ユーチューバーとしてデビューしましたが、世間からの支持は得られませんでした。宮迫さんは、今年4月に吉本興業との和解が成立し、芸能界復帰を果たしましたが、テレビ出演はほとんどなく、以前のような人気はありません。
6位以下には、未成年女性との飲酒＆淫行疑惑で無期限の活動休止となった小出恵介さん、大麻事件で有罪判決を受けた伊勢谷友介さん、覚醒剤取締法違反で有罪判決を受けた清原和博さん、不倫や金銭トラブルが報じられた瀬戸大也さん、ひき逃げ事件を起こした伊藤健太郎さんなどが名を連ねました。
アンケートの結果から、不祥事タレントの許される人と許されない人の境界線は、不祥事の内容やその後の対応、世間への影響など様々な要素によって形成されているようです。
