ソン・フンミンの爆速ドリブルが見せたアジアNo.1ストライカーの凄み
昨日行われたプレミアリーグの一戦、トッテナム対ボーンマスでは、ソン・フンミンが圧巻のスピードで相手を驚かせる瞬間がありました。「速すぎるだろ!」「時速何キロ出てる?」と言われるほどのエグすぎる加速力で、アジアNo.1ストライカーの座を不動のものとしています。
ソン・フンミンが得意の形から生み出した決定機では、リシャーリソンからのパスを受け、相手を寄せつけない圧倒的なスピードでゴール前までボールを運びました。最後は左足でシュートを放ちましたが、相手GKのセーブにより得点には至りませんでした。しかし、その瞬間に彼の持ち味であるスピードが如実に表れた瞬間でした。
試合はトッテナムが1-0とリードしていた25分、最終ラインからのロングボールをリシャーリソンが収め、ハイラインの裏のスペースに抜け出したソン・フンミンへスルーパスを供給。これに反応した彼は、自慢のスピードで一気にゴール前へと突進しました。約50メートルもの距離を一瞬で駆け抜け、最後は左足でボーンマスGKネトの股間を狙ったシュートを放ちました。
試合後、解説を務めた南雄太氏は「逆サイドがフリーだったのでパスを出すか(シュートを打つか)ちょっと迷いましたね」とコメント。迷いが生まれたことで、最終的には自らの選択肢を狭めたと分析されました。
この場面で見せた圧巻のスピードは、ソン・フンミンが1月12日からカタールで行われるAFCアジアカップの韓国代表メンバーに選ばれた理由の一つとなっています。日本代表と対戦する可能性がある中、彼の速さに対抗するためにどのような対策が練られるかが、日韓戦の勝敗に直結することは確実です。アジアNo.1ストライカーの活躍から目が離せません。