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「独占告白180分」貴乃花「再婚相手は初恋の人でした」 2024/01/04

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「独占告白180分」貴乃花「再婚相手は初恋の人でした」

横綱・貴乃花が再婚相手として選んだのは、なんと初恋の人。17歳で出会い、50歳・独身同士での“奇跡の再会”が実現しました。「はじめて彼女と会ったのは私が17歳の時、十両昇進のお祝いの席でした。再会のきっかけは、今年届いた彼女からの手紙です」と貴乃花が語る。

宮沢りえとの破局、河野景子との離婚を経て、大横綱が選んだ生涯最後の伴侶となったA子さん。彼女との再会は、まるで昔の青春時代がよみがえったような不思議な感覚だったそうです。

「家内は、私が十代の頃にお付き合いしていた“初恋の人”です」と貴乃花が明かす。再婚の可能性を考えることさえなかった彼が、人生の中で唯一「もしいい人がいれば」と口にしていた再婚相手が、まさかの初恋の人という展開に。彼女は、貴乃花がまだ花田虎上として十両昇進を果たしたばかりの頃、家族にも公認されていた存在だったという。

貴乃花は2018年に相撲協会を電撃退職し、その後、23年間の婚姻生活を終えていた河野景子氏と離婚。一方、A子さんは夫を病魔で亡くしており、それから4年以上が経過していました。

再会のきっかけは、貴乃花が自ら解き放った過去の淡い記憶。動画番組「RED Chair」でのインタビューで、貴乃花が17、18歳の頃のデートについて語り、それが初恋の相手としてのA子さんへの言葉だったことが発端でした。

思いがけず再会した2人。A子さんは貴乃花のインタビューを見て、「これって、お姉ちゃんのことじゃない?」と感づき、感動の涙を流すほどの思いを募らせました。そして、貴乃花への手紙を書くことを決意します。

手紙には、夫を亡くし、折り返しの50歳を過ぎて、再び貴乃花と会いたいという気持ちが込められていました。手紙を受け取った貴乃花は、感激とともにA子さんとの再会を果たすべく、横浜の特別な場所を選ぶことに。

横浜の山下公園で30年以上前に逢瀬を重ねた思い出深い場所で、2人は再び心を通わせました。貴乃花は「昨日別れて、今日また会ったような。ああやっぱりA子らしいなと感じました。昔と変わらず、浮ついた感じが全くなくて。でも、4人のお子さんをちゃんと育ててきている。立派にお母さんをしてきたんだよな、と感動も覚えました」と振り返ります。

時を巻き戻してみると、1989年の9月場所で十両昇進を果たした貴乃花。17歳2カ月での新十両は、今も破られていない最年少記録となっています。その時のお祝いの席で初めて出会ったA子さんとの再会は、まさに運命のいたずら。30年以上の歳月を経て、再び2人だけの時間が動き始めました。

「気を許せる特別な存在に」 – 若かりし頃の貴乃花と初恋の物語

大妻高校の3年生だったA子さんが、貴乃花との出会いを振り返る。「貴花田のお祝いの会に行こうよ」との友達の誘いを受け、相撲好きだったA子さんの祖母の影響で、貴乃花に気軽に参加することになった。当時、相撲一筋だった貴乃花は、17歳のA子さんとの出会いをきっかけに恋心を抱き、交際を始めた。

彼女が東横線の沿線に住んでいたため、最初のデートは渋谷のハチ公前で待ち合わせ。貴乃花は家内を家まで送り届けるという紳士的な態度を貫き、二人の関係は着実に深まっていった。しかし、若貴ブームの中でマスコミに発覚してしまい、2人の交際は一時期注目を集めることになる。

若気の至りで始まった同棲生活も、17歳のA子さんが大妻女子短大に進学し、貴乃花が相撲での快進撃を遂げる中で終わりを迎えた。急に貴乃花が「やっぱり別れよう」と言い出し、相撲に専念したいとの理由を語る中で、2年間の交際は静かに終わりを告げた。

その後、それぞれの結婚や再婚を経て、30年ぶりに再会した2人。貴乃花はA子さんに対して変化を感じ、再び恋仲に戻ることとなった。再会後、貴乃花は死生観や人生に対する考え方が変わり、A子さんとの穏やかな日々を選び入籍することを決意する。彼らは家庭を築き、共に健康に過ごすことを願い、新たな人生をゆるりと歩んでいくことを決めた。

この2人の未来がどのように広がっていくのか、まだ中日を迎えたばかりの物語。贈られたプロポーズの言葉には、幸せと穏やかな時が待ち受けていることを感じさせる。

(記事の元文:週刊文春 2023年10月5日号)

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