安室奈美恵(46)が、サブスクリプションサービスでの楽曲配信を突如停止したことが話題となりました。2018年9月の引退宣言から約5年、彼女の楽曲がオンライン上から姿を消したのは、具体的な理由が不透明な中、多くのファンを驚かせました。
11月16日、安室の楽曲が各プラットフォームでの配信がストップ。しかし、その前後には異なる動きも見られています。安室の楽曲がアップルミュージック限定での配信が始まったのは、引退から半年以上経った2019年6月16日。その後、SpotifyやAmazon Musicなど他のプラットフォームでも配信が拡大されました。
一体なぜ、突如として配信が停止されたのか。その真相には様々な憶測が立ち上がっています。一つの噂として、安室が約20年にわたり所属していた事務所との関係が影響していると言われています。
芸能プロ関係者によれば、安室は事務所を辞めることを希望し、印税や報酬の割合引き上げ、原盤権の譲渡などを含む提案書を提出しました。これにより、ライジングとの契約は解消され、その後は西茂弘氏がマネージメントを担当していました。また、前事務所時代の楽曲に関しては再録音が行われ、前事務所への権利を避ける「テイラー・スウィフト方式」が取られたとも伝えられています。
さらに、配信サービスにおいても、原盤権を持つ前事務所に収入が入る構造が存在しています。そのため、安室が前事務所への収入を嫌がり、契約の更新を拒否した可能性が指摘されています。
もう一つの憶測としては、“完全引退”を考えているとの声もあります。今年、沖縄での花火大会が「WE ♥NAMIE HANABI SHOW」として5年にわたり開催されましたが、これが最後となりました。また、引退から5年を迎えた節目での終了を検討している可能性も浮上しています。
そして最も身近な人物である安室の長男(25)からの一言が、彼女の配信停止の背後に影響を与えた可能性も考えられます。長男は「お母さんの曲、全然配信のランキングに入らないじゃん」と発言し、これにショックを受けたとされています。
所属レコード会社によると、配信停止の理由についての具体的な回答は得られていません。一方で、安室のファンは現在も不透明な状況に戸惑いながら、彼女の音楽の素晴らしさに思いを馳せていることでしょう。