愛子さま、23歳の誕生日を迎えて―天皇陛下への感謝と未来への思い
2024年12月1日、愛子さまが23歳の誕生日を迎えられました。 同時に大学をご卒業され、社会人として新たな一歩を踏み出された年でもあります。から愛される『私たちのプリンセス』として、世代を象徴する存在。その軌跡と現在を振り返ります。
誕生から現在までの歩み
2001年12月1日、日本中に喜びをもたらした愛子さまのご誕生。 「人を愛され、人を敬い敬われる」という願いが込められたお名前通り、愛子さまは元気にご誕生、2022年には成人を迎え、記者会見で真心こめてお言葉をいただき、多くの感動をお呼びしました。
2024年には大学をご卒業され、社会人として新たな一歩を踏み出されるとともに、成年皇族としての公務も本格化します。 数々の新しい役割を担う愛子さまの姿は、未来への希望に満ち溢れていますあります。
2021年12月5日には、成年皇族となられた記念として天皇陛下から宝冠大綬章を授けられ、ティアラとローブデコルテの姿でのご出席が注目を集めました。
心温まるお言葉の数々
愛子さまは、節目節目でその真剣なお気持ちをお言葉として伝えられました。
両親への感謝
「母から『生まれてきてくれてありがとう』と言われたことに対して、私からも『生んでくれてありがとう』と伝えたいと思います。（中略）『どうかこれからもお体を大切に、長く「一緒に時間を過ごしますように」という願いも込めたいです。」
（2022年ご成人をお迎えしての記者会見より）
平和への願い
「日常の中に平和はあるのは当たり前ではありません。戦時中、人々はその当たり前を受け入れました。今私たちが感じられる日常の幸せや他者からの親切への感謝、そこから平和が始まるのだ（2017年度学習院女子中等科
卒業記念文集「世界の平和を願って」より）
皇族としての務め
皇室の役目とは『国民と苦楽を共にしながら務めを果たす』ことであり、それはすなわち「困難な道を歩まれている方々に心を寄せる」ことでもあると認識するに至りました。
（2024年 日本赤十字社ご就職にあたっての文書回答より）
結婚への思い
「結婚は、私にとってはまだ先のことのように感じられ、今まで意識したことはございません。理想のお相手については、特別これといったものはございませんが、一緒にいてお互いが笑顔になれるような関係が理想的ではないかと考えております。」
（2022年新年をお迎えになりましたての記者会見より）
2024年現在も、結婚への意識はその頃と変わっておりません。また、これまでの出会い全てが心を豊かにしてくれたかけがえのない宝物であり、深く感謝しております。これからも様々な出会いに喜びを感じつつ、一つ一つの出会いを大切にしていきたいと思います。」と語られました。
「歌会始まりの儀」で詠まれた和歌
愛子さまが詠まれた和歌は、その年のテーマに深く寄り添うものとして評価されています。
英国の 学び舎に立つ 時迎へ 開かれそむる 世界への窓
（2022年 お題「窓」）
もみぢ葉の 散り敷く道を 歩みきて 浮かぶ横顔 友との家路
（2023年 お題「友」）
幾年の 難き時代を 乗り越えて 和歌のことばは 我に響きぬ
（2024年 お題「和」）
成長を続ける愛子さまのこれからの活躍と、未来への歩みに注目が集まります。
